住宅ローン破綻 競売になると

住宅ローン破綻 競売になると

住宅ローンが破綻してしばらくたつと、あなたの家は競売にかけられることになってしまいます。

 

競売に掛けられるといったいどうなるのでしょうか?
住宅ローンが払えないと金融機関が判断すると、住宅ローン返済債権の権利を保証会社へと移行し、保障会社である保証人に対して債務者である金融機関の代わりに全額返済をするように求め、保障会社が支払うことになります。
これを「代位弁済」と呼びます。この時点で残っていた債務残高だけでなく、ローン全額に対して1日当たり14.6%の遅延損害金が加算されていき競売にかかり落札されるまでずっとかかることになります。
これは競売が終わっても無くなることはない上にさらに競売の申し立て費用が加わるので、債務者であるあなたにはますます相当な負担がかかることになります。

 

そして保障会社の委託を受けた債権回収会社が担保の不動産を回収しようと、これ以降交渉の窓口となり実際に動くことになります。
債権回収会社はまず裁判所へ「競売申し立て」をします。この申し立てがあると裁判所は担保の不動産に「差し押さえ」登記を行い借り手に対しては「競売開始決定の通知」を特別送達で発送します。
これをもって競売が始まる事になります。
競売開始決定から1ヶ月以内に競売に備えて物件の原状調査に不動産鑑定士と裁判所の執行員があなたの元にやって来てきます。これは強制的な物なので、抵抗するとますますあなたの立場は不利になります。調査が終わるとその不動産鑑定士が競売に掛ける際の「最低価格」と「基準価格」を決めます。基準価格が時価の70%、最低価格は55%程度とかなり安く買い叩かれることになってしまいます。
さらに1週間ないし2週間後、裁判所は「配当要求終期の公告」を行います。この公告は「この物件はもうすぐ競売にかけるので、競売の申し立てを下債権者以外の債権者で配当を受け取りたい人は●月●日までに申し出るように」という告知することを意味します。これにより競売に掛けられる物件が公開されることになります。裁判所にいけば誰でもあなたの物件情報を見ることが出来るようになり、入札の2週間前には一般の人でも競売に掛けられたということがバレバレになってしまいます。
そして、競売で物件が売却されると競売で落札した人の決定に逆らうことは出来ません。たとえ引っ越し先がなくても強制退去をさせられることになります。こうなると一文無しで家を手放し路頭に迷う羽目になってしまいます。
このように競売に掛かると経済的にだけでなく肉体的・精神的にもかなり追い詰められることに成り最悪借金を抱えたまま行き場を失うことになってしまいます。その前に任意売却によって物件を売却し生活を立て直すことが、破滅を防ぐ唯一の選択肢なのです。